プログラム 1

 

野口体操 〜いのちに貞く・無意志無力の「からだ」の動きを体感

 

「原初生命体としての人間」――野口三千三氏(東京芸大名誉教授・故人)独自の身体観に基づいたワークを体験して頂きます。意識し言語化する以前に「からだ」の内側に生じる微細な変化=揺れ・溶け・流れに着目し、「からだ」の動きによる、自身や他者とのより自然で豊かな「いのち」の交流の可能性を探ります。

 

10:00~11:45 @カルチャー棟2F 和室2  定員16名

 

持ち物:からだを締め付けない動きやすい服装(スカート・ジーパンは不向き)

 

 

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プログラム 2

 

竹内からだとことばのレッスン 〜「いまここ」に立ち自他に出会う

 

演劇レッスンは、からだ(動き)の表現とことば(感情・こころ)の表現の統合を目指します。自己が自我意識と身体に引き裂かれたところに、演技のリアリティー(本質・真実性・いのち)は生まれて来ない。その過程はソマティックの目指すところと響き合います。ワークを通じて共に「いまここ」を体験しましょう。

 

12 :45~14:30 @カルチャー棟2F 和室2  定員16名

 

持ち物:からだを締め付けない動きやすい服装(スカート・ジーパンは不向き)

 


瀬戸嶋 充・ばん|Mitsuru Setojima・Ban

人間と演劇研究所代表/野口体操・竹内レッスン・演劇WS指導者

1981年竹内敏晴・野口三千三に師事、84年より竹内演劇研究所講師、88年人間と演劇研究所を設立、野口体操・竹内レッスンの継承と実践研究を続ける。近代化によって亡失した日本語の身体性の復活=「いのち」の眼差しによるからだとことばの再生を願う。現在東京・大阪・京都で定例会を開催。「いきと姿勢」「こえ・ことばといき」等、からだとことばのレッスンを実践している。宮沢賢治作品の舞台化をライフワークとする。